2007年03月11日

●身体障害者に“性的サービス”を合法的に提供するビジネス開始

身体障害者向けに性的サービスを提供するビジネスが3月中に盛岡市内で始まる。
運営の中心となる同市の男性(31)は、「障害者が性に悩んでいることを知ったのがきっかけ」という。
性的サービスは興味本位でとらえられがちだが、専門家は「障害者にとって性は深刻な問題」として、今後の動向に注目している。

サービスを始める男性は、岩手大学在学中から約10年間、身体障害者支援のボランティア活動を続けてきた。
障害者との付き合いを深めるうちに、プライバシーがない施設内の生活や障害のために「自慰行為ができない」といった悩みを聞く機会があった。

オランダで同様のサービスをしている団体の活動を参考に、06年11月から準備を始めた。
ボランティアの運営も検討したが、女性スタッフがなかなか集まらなかった。
このため、有料サービスに方針転換し、介護士やヘルパーの資格を持つ女性従業員2人が集まった。
無店舗型風俗営業として、警察にも届け出る予定だ。

障害者本人や家族からのサービス申し込みがあると、従業員が自宅などを訪問したり、施設から連れ出したりしてサービスをする。
男性は「活動を継続させることが重要。金もうけが目的ではない」と話す。